JR高槻駅のエスカレーターからお爺さんが降って来た
ケーブルテレビの高槻チャンネルを観ていたら、市役所、道路課(?)の
昇さんが映っている。
『 昇さん、なかなかテレビ映り、ええやん....』と思いながら観ていた。
JR高槻駅の南側のエスカレーターの付近が、新しく整備された事を話している。
ああ、思い出した!
怖ろしい思いをした事を!
肝を冷やす....とは、こういう事だ。
お爺さんが、エスカレーターから降ってきた!
JR高槻駅南側のあの長~い エスカレーターでの出来事。
( JR高槻駅、エスカレーターを登った構内と歩道橋 )
私の、3~4段くらい上に、上背のある、体格の良いお爺さんが乗っていた。
お爺さんの上段には、誰もいなかったと思う。
私のすぐ下には、女子柔道部の娘が居た。
その下は、誰も立って居なかったと思う。 閑散とした時間帯であった。
(イメージとして....JR高槻のエスカレーターはもっと長い)
私の上段に乗っていた、そのお爺さんが、いきなり仰向けに倒れてきた。
私は、とっさに 片足を一段上に掛けて、下げていた手提げかばんを腕に通した。
そして両手で御爺さんの背を受け止めた。
私は非力である。 それでも、無意識に手がでたのは.......
私がちょっと手を添える事で、お爺さんは脇の手すりを持つとか何とか
体制を立て直すと思ったからだ。
ところが、お爺さんは、只々落ちてきた! 全体重を私の両の腕に掛けて.....
非力な私は、お爺さんの体重に負けて、後ろにのけぞった。
あわや....
その時、私の背をどんと受け止めて、私とお爺さんを前に押し返した者が居た。
女子柔道部員の娘だ。
お爺さんは、体制を立て直して、振り向いて、『 失敬! 失敬! 』と言った。
ところがほどなく、又、お爺さんは、後ろにクラ~ッとひっくり返った。
私も又同じ動作を繰り返した。
只、前回よりずっと怖ろしかった!
お爺さんは失神したように落ちてくる。
と、又、下から、私とお爺さんの2人の体重を受け止めて、押し返す力....
女子柔道部員のあなどれない剛腕力。
見かけは普通の可愛らしい10代の娘である。
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そうこうしているうちにエスカレーターは、駅の構内まで登りきった。
当のお爺さんは、何事も無かった様に、スタスタ歩いて遠ざかって行った。
もちろん、お詫びも何も無いヨ。 自分が後ろにひっくり返った事すら忘れて
いるのではないかしらネ~( 怖 )。
昇さ~ん、これって、一歩間違ったら大事故になるよネェ~。