本当に偉い人、立派な人・・・
歴史好きを自認する人でも、この人物の名前を知っている人は、
そう多くないと思う。 私の郷里の偉人・・・・山田 方谷・・・・。
私の郷里は、「 晴れの国、おかやま 」 。高梁川を遡った
ところに在る山間の町。
・・・・・ナンダ~、田舎町の有名人かいな~・・・・・と思った人は
ここで特大のレッドカード!!
山田方谷は、全国区ですよ! 全国区!!
幕末から明治維新の動乱期を生きた人。おかやまの備中松山藩の家老。
藩主は、板倉勝清・・・・・。幕府の老中であった。幕末の動乱期、江戸詰
で留守の藩主に代わり藩の財政を立て直し、産業を興し、戊辰の役の後
賊軍となった藩と民を守りぬいた。
高校の時、山田方谷の子孫にあたる山田先生が、漢文を教えながら
山田方谷の教えを生徒たちに授けていた。
大人になり、司馬遼太郎の小説「 峠 」を読むと、越後長岡藩から
河合継之助が山田方谷に教えを請いにやって来る場面がある。
今でも、互い遠い地域なのに、交通手段の無い当時は大変な事だ
と想像する。堂門冬ニの本を読むにつけても、山田方谷ってすごい
人だったのだな~と思う。
当社担当、三菱デンキのS氏達歴史好きメンバーと、越後長岡から
会津までの道をたどる、歴史ウォッチングを計画していたのだが、震災後
計画が頓挫している。