東海林さだおは私の常備本
東海林さだお・・・・私はこの人の大ファンだ!!
だから、東海林さだお「 浪漫文学全集 」は、私の常備本。
気分が乗らない時は、東海林さだお「 浪漫文学全集 」を
読むに限る。 なんとも可笑しい!!
ムチャクチャ強烈なギャグではない。 日常の人間の行動の
可笑しさを、うまく表現していると思う。
私も、度々、ものすごく可笑しい場面、話しに遭遇する。
残念な事に、私はそれ等を表現する能力を持合せない。
何とももったいない!
東海林さだおさ~ん! 私の゛可笑し話゛を、「 浪漫文学全集 」
くらいのページ数で、ぜひ短編マンガにしていただけませんか?
話その1) Aさんという親しいお客さんから聞いた話し・・・・
Aさん宅と公園を挟んで、お隣りがBさん宅。この両家、特に付き合いは無い。
Bさんがある日Aさんに言った。
「 市会議員に立候補しようと思う! 」と・・・・・。
Aさんは、「 ああ、そうですか・・ 」と答えた。付き合いが無いので反応も無い。
Bさんは続けて「 Aさん、つきましては貴方に、選挙参謀をお願いしたい 」と言う。
Aさんは、びっくり仰天!!・・・・しかし、お隣りだからムゲに断る訳にもいかず、
言われるまま選管にポスターや選挙グッズを受取りに行った。
候補者の名前を書く覧で、はたと「 俺、名前知らんし・・・・」とAさんは、困ったとか。
その後、選挙戦が始まり、走り回る他候補をしり目に、Bさんはどっしりかまえて何もしない。
Aさんが「 選挙活動は? 」と聞くと、Bさん曰く。
「私、自治会長やってたやろ・・・~百世帯。夫婦者で~人、子供も入れて~人。
カルチャースクールやってるから、そこの生徒が~人、夫婦者で~人、子供や
親も居るから~人・・・・・。まあ、票はあるで! 」と。
Aさん言葉にならず・・・・。 選挙当日、そして即日開票に・・・・。
Bさんの票は、シンプルに十数票だった。 BさんはAさん宅にやって来て怒った。
「 Aさんは、僕に票を入れなかったネ! 」と。
「 いえいえ、入れましたヨ! 」と言うAさんにBさんは、「 票読みしたら・・・
僕、家内、息子、生徒O、H、Y、K・・・・・ほら、君の票が無いじゃあないか! 」と。
「 モ~、知らんワ ! 」とAさん。
「 ~な訳無いだろ! 」 と言う様な事を大真面目にやるBさん、可笑しい!
可愛い人だな! と思うし、私は好きだな! (周りの人は困るだろうけど)
でも、いくらBさんがおもしろい事、仕出かしても、それはAさんと言う相方が
居てこその面白さだと思った。面白話しには、相方が要るのだナ~。