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東京都知事選…..
暑い!!…..暑い!!……
東京もさぞ暑いのでしょうね~。
今日は、東京都知事選挙の日。
大阪の住民である我々からすれば、所詮他人ごとだが
興味はムチャクチャ有った。
本気話しはこちらに置いて……とりあえず、ずっこけて
笑い転げたのが、石原前知事の例の小池百合子さんに
対しての発言、『厚化粧の大年増…….云々』….。
若い男は、おばさんに対して『大年増….』なんて言わないけど
不思議と男もおじいさんの歳に入っていくと、自身の事すっかり
忘れて、女の人の事を……そういうふうに表現する人多いよね(笑)
絶対に多い!!
私、石原前知事が演説している姿がテレビに大写しに成って
その言葉が出た途端、『キャハハハ……』と笑い転げた。
『出た~~!!….お爺さんト-ク』
マ-、百合子さん、がんばつて下さい。
『アンタにだけは、言われた-ない!!…..』と大阪ト-クで切り替し!!
台湾に行く予定….
実は今仕事がムチャムチャ忙しい!!
定時に退社して、家で夕食を済ませて、再度会社に出て来る毎日だ。
お盆中、仕事はずっと入っている。
私だけ、台湾にプラッと行って来ようと思う。
この前行った時は、前回の総統選挙の直後だった。
現地ガイドの女史は、『馬政権を倒さなければ….!!
残念だった!!蔡総統を望んだのに!! 』と、本気で
選挙に敗けた悔しさをぶちまけた。
わが国だつたら大変な事だ。我々の様にずっぽりじゃあ無くとも
少しでも客商売に関わっている居る者としては、『政治と宗教の
事は、話題にしてはいけない!! 』という暗黙の阿吽がある。
でも、何でアカンのやろう?
『政治と宗教は、プライベ-トな問題だから……..』と言う様な
理由で理解している。いや~、むしろ逆だよネ!!
で、今回、台湾の総統選挙で、前回の敗者である蔡氏が
見事に総統選を制して、蔡総統が誕生した訳だから….
くだんの現地ガイドの女史の喜びようはいかばかりか…….
話しを聴きに行って来ようと思った訳だ。
一生懸命なのよね。
厦門に行った….
厦門から帰って2無週間が経過……。
折に触れ、『厦門は良かった~.!!..』って言ってる私です。
コロンス島に観光に行くとき、乗ったフェリ-は超満員!!
( コロンス島に渡るフェリ-から撮影……)
事故でも起きたら、大惨事間違いなしだ。朝の通勤満員
電車状態だもの……..。景色を楽しむどころか、立ってるのが
やっとの状態だ。
その時、ベンチに座っていた数人の若い中国人の女の子達が
立ち上がって、『どうぞ!!』と席を譲ってくれた。
コロンス島を散策している時、その彼女達と行きあった。
彼女達も私達の事、覚えて居てくれて『ハ~イ!!』なんて手を
振った。
= = = あなたと私で、日中友好!! = = =
フル-ツの生ジュ-スを売る屋台、紅衛兵のユニフォ-ムを
着た若い男の子たちが、小さな赤いスカ-フを首に巻いている。
生ジュ-スを注文したら、チ-フらしき若者が表に走り出てきて
『ジャパニ-ズ?』て聞くから、『YES!!』と答えると『WELLCOME
XIAOMEN….』と歓迎のパフォ-マンスをしてくれた。
ジュ-スを受け取って帰る時、『パパ~ィ….』と皆で手を振ってくれた。
とっても感じの良い青年達だった。
= = = あなたと私で、日中友好!! = = =
街を行き交う路線バスは、運賃がとても安い。20円くらいかな~。
バスに乗って、厦門一番の繁華街に買い物に出た。
バスは、身動き出来ないくらいのギュ-ギュ-詰め!!
それでも、まだ奥に詰めろ!!と運転手が怒鳴る。
面白くて仕方ないので、キャ~ッ、キャ~ッ笑っていたら、座っていた
女の子達が席を立って、『どうぞ…..』と譲ってくれた。
思っても見なかった好意に、皆喜んだ!! ありか゛とう!!
= = = あなたと私で、日中友好!! = = =
厦門の街もステキだったけど、その街の人達がステキだった。
厦門に行った………
寒気が緩んで、夜気に春の花の香りが混ざる様に成った。
春が来た~ツ。
週末を利用して厦門に行って来た。
暖かくて、エキゾチックで……..厦門って良い街だつた。
現地の人は霧だと言う、春霞が掛っている様だ………。
街がぼんやり霞んでいる。
今、建設中のホテル…..
ドバイみたいなタワ-ホテルだ。完成したら泊まってみたい。
シンガポ-ルの街並みに似ているけど、中国っぽさが街に在る。
本当にステキな街なのた゛。
台湾からの観光客が大量に来ている。
現地ガイドが言うには、『後1ケ月後くらいに施策が出る。
台湾側の政権が替ったから、今まで通り観光客が来るか
どうか? 』 ………そういう事らしい。
2日目、フェリ-でコロンス島に渡った。
統治時代の、ヨ-ロッパ諸国の総領事館の建物が残っていて、
周りの景色とマッチして……エキゾチックな街並みを創っている。
この日は良い日だったみたい…….何組もの結婚式に出会った。
その中で一番ステキな花嫁さん…….可愛い!! 可愛い!!
気軽に、一緒に写真も撮らせてくれた。
こんな可愛い花嫁を貰おうと思ったら、6~8千万位のマンションと
有名外国メ-カ-の高級車と、その他諸々ざつと1億円くらいの物を
用意しなければならないそうだ。現地のガイドが言ってた。
どうしても今回の旅行で見たかった物…….それは、福建土楼。
北の地方から、政治的迫害等を逃れて来た人達が、一族でかたまって
暮らした家。共同作業や外敵から守りの砦としての共同住居……..。
(土楼の最上階の内部……..)
うまく伝えられないけど……..すごい建物よ!!
実質3日の短く美しい旅を終えて関空に帰って来た時
御一緒した人達となごり惜しく別れの挨拶をし、皆で爆笑した事は
『今からどちらに帰られるの?….』と聞いたところ、皆、遠い遠い!!…..。
『岐阜の大垣です。』 『兵庫の端っこの方、相生って所……』とか
『あの~、皆さん、今から厦門に行くより時間かかるんですよね~、家に
帰るのに…….』 (大爆笑!!) ホンマやわ~!
シャ-プと鴻海…..
今、皆顔を会わすと出てくるのが、シャ-プと鴻海電子工業の
買収話しだ。私達は、家電業界の人間だから……どうしてもネ。
とは言っても、私達は所詮他人事だ。
私達の所に出入りするシャ-プ社員にとっては、深刻だ。
私達も、かつてサンヨ-電機の看板を下した経験がある。
貼り看板が、店舗の上の白い壁に貼り付けられていた。
看板屋さんが、店に看板を外しに来た時言ったのですヨ。
私………….『このロゴ看板、置いといて下さい……』
看板屋…..『何しますの?…』
私…………『私等、思い入れが有るのですヨ、この看板には……。』
看板屋…..『何かに使いますのか?…..』
私………..『だって、私等のル-ツです。ここから始まったのですヨ』
看板屋….『………….? 』
私………..『看板ずっと外しに回って、お店の人、皆そう言うでしょう!! 』
看板屋…『いいや~、誰も言いまへんでェ~、そんな事…..』
以外な答えに、私はカックリと来た訳だ。
シャ-プが、鴻海電子工業の傘下に入るのも、仕方ないかも
知れないけど….思いは複雑です。
映画…..杉原千畝
間もなく年明けだという時刻に、町内会で死人が出た。
お昼寝したきりお爺ちゃんが起きて来ない…….
新年早々、電話が入った訳だ。お正月で誰も居ないので
訃報の配布等、総務役員さんでお世話お願いします……と。
私は今、自治会の役員なのである。
そうこうで、お正月はどこにも行けなかった訳だ。
近場で映画でも行こうかナ……..
『杉原千畝』を観に行った。
映画館は超満員……..。
チケットを買う時、最前列のしかも真ん中の席しか空いていなかった。
私は一番前の席で、座席を一杯に倒した状態でスクリ-ンを観た。
隣りの席の年配の男の人が、大きな鼾をかきはじめた……かなわんワ~。
倒したフカフカ座席で、睡魔に襲われたのかナ….。
(友人の家に泊まった日、妻となる友人の妹と出会った)
杉原千畝は、堪能な語学を駆使して、諜報活動を含めた
外交活動を展開……
日本のとるべき方向性を、本国に報告していた。
この時代の外交官は、大変だ!! 体を張っての諜報活動
だもの….。現地で駐在している者が、現地の様子が一番解る訳で
その実態を許に推測される報告を本国や上司は、もっと聞くべき
で…..情報とか実態と云うものを受け止めて、シビアに判断しようと
しない感性が我々の社会の中には確かに有る、今も有る。
しかも、一国の命運を担ってなおかつこれとはネ~…….。
驚きだ!!
(杉原の協力関係と成るべく、一人の男が接近して来た)
後にお互いの、情報を役立てて行く協力関係に成るパ-トナ-だ。
ある団体の人の著書に書いてあった(その人は、命を張って生きてた様な人だ……..)
人は、長く付き合わなくても、出会って向かい合った瞬間に互いが合うかどうか解ると。
(千畝は友人から、ドイツ兵のユダヤ人に対する残虐を聞かされる)
今、この国で起きてる信じがたいユダヤ人の受難を知り、ユダヤ人の
ビザ発給を懇願されて苦悩する。
千畝はユダヤ人のビザの発給を決意する。
裏口から彼らを入れる様、大使館員に指示をする。
このドイツ系の職員は、よく千畝に従って働き、千畝がこの地を去った後
『良き人に成れた』と心から喜んだ。
明るい千畝の妻は、その明るさと人柄と聡明さで千畝を支えた。
しかし『小雪』という女優さん、大輪のひまわりみたいな華やかな女性
だけど、『ラストサムライ』でもしかり、しっとりした芯のある、美しい女を
見事に演じる凄い女優だナ~と、とても好感を持った。
結果、外務省を追われる事に成るが 、本人は民間の貿易会社に
自身の居場所を見つける。
諜報外交官として、ソ連国内通過、日本経由のビザを発給し続け
実に6,000人ものユダヤ人の命を救った。
歴史が背景に有る映画って、心にズシ~ンと残るものが有る。
素晴らしい映画であつた!!
月の砂漠でシルバ-ウィ-ク……
シルバ-ウィ-クを利用して、シルクロ-ド( 河西回廊 )に行った。
行きは上海で飛行機を乗り継ぎ、蘭州までさらに3時間の飛行。
蘭州で一泊して、翌朝早く新幹線で柳園に向かった。
乗車時間は6時間半…….
黄土の山々の麓は緑の耕作地が広がり、河が流れ、絶景を
見ながらの列車の旅だ。
( 私達が乗車した新幹線………)
西に進むにつれ、樹々が無くなり草原が開けてきた。
山の後ろは、雪を頂いた山脈が連なる。
素晴らしい景色の中を走っている。
草原の景色がだんだんと砂漠に変わってきた。
柳園駅に降り立って、『 ア~ァ、遠かったナ~、やっと着いたぞ!! 』と
思ったけど、駅タ-ミナルの前には何も無い。
現地ガイドの田さんは、『 あと、バスで3時間です!! 』と事もなげに言った。
『 エエエ……..!! そんな~(涙)と泣きそうに成ると、『 何言うてんねん、
ここは、中国やで~。広いんやでェ~。3時間くらい普通や!!…….』と
富田林から来たおじさんが言った。
敦煌に到着したのはPM7:00も過ぎた頃…….
そのまま砂の山に観光に出かけた。PM8:00頃に成っても
薄墨を刷いた様な夕暮れだ。砂山の上にアニメの様な月が懸ってる。
駱駝は乗らないでおこうと決めていたのに、…..
『 駱駝に乗る人、手を挙げて下さい!!….』と、現地ガイドの
田さんの声を聞いた途端、一番に『 ハイ!!……』と手を挙げてしまつた。
唐代の王維の詩…….
君に勧む 更に尽くせ一杯の酒
西のかたの陽関を出れば故人なからん……
この詩で有名な、陽関に行った。
敦煌の街中から、南西に70キロ程バスに乗る。
砂漠の中を道路が一本まっすぐに延びている。
地道も走った。
地道は、砂漠の砂地の硬い場所を選んで走る。
バスの後方はモウモウの砂煙だ。ガタガタゴトゴト
揺れ方も半端じゃあない。
『 昨日晩の駱駝に、まだ乗ってる思うたらよろしいやん..』
と声が飛んだ。体を揺さぶられながら、皆、爆笑した。
大阪の人って、本当に笑いの天才やわ(笑)
玉門関の遺跡と漢代の長城の遺跡を見物していたら、沈み
かけてた陽がトンと落ちた。
辺りに闇が来た。
主な見物は、この一日で終わった。
2日掛けて此処までやって来た道程を、明日は逆さに辿る訳だ。
又、蘭州の街まで引き返して、食事方々少し街を歩いた。
黄土で濁る荒ぶる黄河も見た。
2日掛けて行き、2日掛けて帰り、中の一日だけの為の旅…….
ある意味、贅沢な旅だった。