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残暑お見舞い!
以前、『 これから毎日、電気屋はクーラー取付におわれる 』と書いた記憶がある。
暑さ最高潮!にむかって行ってる時期に 書いたと思う。
我ながら、立ち向かっている覇気を、感じる。
今も、ほとんど毎日、クーラーの取付は続いている。
が、モ~、ヘロヘロ....(涙)
屋根に室外機を取り付ける工事の場合、西日が暑くて暑くて、クラクラ目まいがする。
皆、夏バテだ! 気合いを入れても元気はでない! 一番若い20歳の川畑君が
夏風邪を併発して、ついにダウン!
同じ様に、気合いを入れながら、栄養ドリンクを飲みながら頑張っている皆皆さま方に
心を込めて、気合いを込めて ゛ 残暑お見舞い 申し上げます! ‘
今日は、賃貸マンションのエントランスの天井照明をLEDの球に交換しました。
LEDの球は重い?....これが、以外と軽いのです。
しかも照らす範囲が140度とかなり広角。3年保証もついています。
ずっと照明が点いているスペースだから、経費的にもずいぶんと
ダウンします。
賃貸マンション、各種施設の照明、もちろん一般家庭の照明等、ご相談ください。
お見積りいたします。
松本清張....『一年半待て』
オリンピック開催中は、ついつい夜遅くまでテレビを見てしまつた....
だからオリンピックが終わった時は、内心ホッとした訳だ。
これで睡眠不足は解消だ....と。
ところが、ところが、ケーブルテレビの深夜番組ですごくイイ番組を
放映している訳だ。 で、ついつい観てしまう。
その中でも、特にハマッテいるのが、松本清張没後20年の記念シリーズだ。
友人が言うには....
『 今と原作が作られた頃では、時代背景が違いすぎるから、例えばドラマの中ですれ違う
場面が有る.... でも、今は携帯電話が有るので、ちょっと考えられない!
すれちがってしまう事が、物語の結末に大きく影響を及ぼしてしまう......としたら
時代背景が違えば、原作と違ってしまう。 』 と。
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マー、私が面白いと感じる事は、その様な事ではない訳だ。
今時のミステリー番組を見ていると....主人公なる人物が、必ずと言っていいほど、
最初から最後までドラマの進行、人間関係、事件に至る動機、その生い立ち、性格....
等を解説する。
又、解説しなければ、観ている側も、ドラマの進行がいまひとつ理解出来ない訳だ。
その点、松本清張作品は違う!
ひとり、ひとり、人間の顔が違うように、ひとり、ひとりの人間が、違う心を持っている。
その、一人、一人が因を経て縁に触れ、事件に係わり異彩を放っていく様は
どうして、どうして、解説など必要としない....。
例えば、『 一年半待て 』.....。
妻が懸命に働いた事が、皮肉にも夫を退廃に向かわせる。
仕事先で出会った男との新しい生活を創る為、頭の良い妻は、
すべての知恵と労力を駆使して、夫の殺害とその裁判と、世間の同情を
勝ち取る。その期間を見積もると、推定、おおよそ、一年半....。
そこで、前もって男には『 一年半待ってほしい 』と言う。
どんなに完ぺきに事がすすんだ様に思えても、やはり、欠けた側面はある訳だ。
よりにもよって、一年半待たせた男に依って、『 一年半待て 』という疑惑の内容が
指摘され、暴かれる。
これは、ドラマだから.....ではない。
人間の内に秘めているものというのは....善し悪しは別にして、凄まじいものなのだ!
胸がいっぱいになつた。
欲して欲して得ることは、同時に失うことでもある。
グンちゃん
北京から帰り着いた関西空港の出迎えロビーの手前の所で
私のすぐ横に若い男の子が立っていた。
母親とその娘さんらしき2人連れの女性が、その男の子に近寄って
『 〇〇××さんですね~ 』とまくし立てる。
その男の子は、クルリと壁の方へ体を向けて、母娘をかわした。
色白の男の子で、何か、モデルか芸能関係の仕事の子だろうナ~と
思ったけど、それ以上は別に何とも思わなかった。
ロビーに足を一歩踏み出した途端、SPらしき男がすごい勢いで
『 どいて、どいて! 』と声を荒げる訳。
見ると片側にテープが張られていて、大勢の女の子達が『 キ゛ャ~ッ! 』と歓声を
あげている。 SPには怒鳴られる、女の子達の歓声はすごい、何事が起こっているのか
解らなかった? 私のすぐ後ろを、先ほど
壁にくっついて顔を隠していた男の子が出てきて
SPに囲まれて、すぐ脇に曲って行った。
その時、女の子達の歓声が極に達した!
『 グンソク~ッ!! 』 ♡~♡~♡~♡
あの子が、チャン.グンソクなのか~
すぐ横に立っていたのだから、もっとしっかり見ておいたらよかった。
おしかった~!
色白と髪の毛を異常なくらいセットしていた.....という以外は、普通の
兄ちゃんだったけどナ~。
北京で朝食......
夏が好き!という事と夏は辛い!という事は、別問題で...
夏の勢いは大好きだけど、体は暑さと湿気にバテてしまい辛い。
お盆休みの4日間をフルに使って、北京で過ごした。
緯度が高いからかナ~、暑いけどカラッとしている。日陰に居ると
ホントに涼しいと感じる。
『 ラストエンペラー 』の大ファン....と言うより、ヒーロー溥儀役の
ジョン.ローン大好きの私は、紫禁城に長時間滞在して、時間を超えて
明から清の王朝の空気に触れて、時間を過ごしたかった。
(溥儀役を演じたジョン.ローン)
一緒に行った人達も、明.清朝の話題大好き人間ばかりで
食事の時等、丸テーブルを囲んで話しが尽きない。
(紫禁城)
夏休みのせいもあると思う。凄い人の数。
(皇帝の玉座)
人だかりをかき分け、かき分け、玉座が撮影できた。
4年前のオリンピックの時塗りかえたそうだけど、
壁の装飾が本当に美しい!
宦官が脇の門をくぐって出てきそうな通路を
奥に進むと、西大后の宮殿に来た。
ガラス越しの撮影だけど.....
もっと、違う宮殿を想像していた。
あれだけ、絶対的な権力を持っていた女帝の部屋...
こじんまりとして、意外と慎ましいのに驚き!
さらに奥に進むとお庭がある。
中国の石組みは、素人の私が見ても
そのすばらしさが解る。
歴史や文化に浸りながら、私はやはり電気屋なのだ~!とつくづく
思ったことが有った。
25階建くらいのビルでも、エアコンの室外機を壁に吊っている。
この写真はまだマシで、エエ~ッ!!って感じのビルが沢山あった。
中国は地震は少ないらしいけど、私達の感覚で見たら” 怖ッ!” だった。
ホテルの部屋の照明や施設照明にカメラを向けてしまう。電気屋なのだ~!
アラ~ッ....ガッカリ!!
高槻市S地区の盆踊りの設営を毎年させてもらっている。
今年も11日(土)、AM7:00前からS地区の男の方達がヤグラを
組むのに合わせて、電気や音響の配線工事をした。
いつもだと この日の夕方から公民館の1Fにスタンバイして、盆踊りの音頭の
CDをかける訳だ。
当店からのスタッフは、岡本、正裕、川畑の若者3名。
S地区の婦人会の方達に、飲み物や軽食の心遣いを頂き、若者3名
仕事という事以上に、盆踊りのはじまりを楽しみにスタンバイしていた。
ところが、ところが.......
昼間は、どうって事なかった天候が、盆踊りがはじまって間もなく急変!!
突然はげしい雨.....。
『 夕立かナ~、もう少し経ったら止むのじゃあない 』 と、楽観的な
気持とうらはらに.......最後まで雨は降り続いた( 涙 )
こんな絶妙のタイミングで雨が来るなんて.....ずっと準備をしてこられた
地区の皆さん方、本当に気の毒です。
で、13日(月)の月曜日、又、地区の皆さん方といっしょに、撤去作業を終えた。
お天気ばかりはネェ~、いかんともしがたいけど...... でも、来年は
雨が降りませんように( 祈 ).....なんか、そんな想いでした。
名は体をあらわす……?
電気メーカーの当店担当者が、ある商材の係りの社員を伴ってやって来た。
名刺を受け取ってモー びっくり!! …….
『 本名ですか? 』と聞くと、『 ハハハ…….、会社の名刺ですからネ~ 』と言う。
《 本名に決ってるだろうが !! 》と、その場に居合わせた者全員は、私に批判顔だ。
福渡 富男さん…….。
ふくわたり とみお …..な~んて、裕福そうな名前なのでしょう。
住まいを聞くと、大阪では超有名な高級住宅街。 身なりが良い!
というより、おぼっちゃまっぽい。 スマートホンの話しをすると、すぐポケットから取り出し
アイパッドの話しになると、すぐカバンから取り出す。
あのカバンから何でも出てくる様な気がする。 ドラエモンの何でもカバン。
いよいよ商材の話しになる。
福渡さんは、『太陽光』の担当者だ。自宅に太陽光を設置出来ない理由を
『 僕の家は,普通の家の形と違うから….』と言う。
ドーム屋根と塔の屋根…….? モンサンミシェルか? アンタの家は……。
高級住宅地の洒落た家……体形は程良く小太り。 顔はおぼっちゃま顔。
全体に品が良くお金持ちそう…..そして耳は福耳だった。
( こんな感じだった~ワ )
ウ~ム、名は体をあらわす!
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ある日のT-BX店内…….
社長が電話を掛けている。
お客さんから注文を受けていた商品が入荷した事を連絡している。
『 〇〇 さんのお宅ですか? ユカちゃんの××が入荷しました……』
聞いていたスタッフは、小声で横から注意を入れた。
《 〇〇ユカさんは、おん歳84才のお婆ちゃんです。 》
社長は、頭を掻きながら…..『へぇ~、へぇ~言わはるから、ユカちゃんという名前の
孫が居るのだと勝手に思い込んだワ。ナニ、ユカちゃんてお婆ちゃんの名前か?
森嶋ユカ…..何て初々しい綺麗な名前なのでしょう。
名は体をあらわす…….とは限らない。
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店のスタッフがお客さんの家に営業に行った時の事…..
『 まさお君、元気そうなお子さんですね。キララも…..可愛い犬やね~』と言うと
『 息子がキララで、犬がマサオだ 』と 言われたそう。 もう、訳が解らん!
これからは、ますます、すんなりと解らなくなるのかな……..。
書類等に、名前に続けて 男. 女. と〇を付ける欄がある。
男. 女. 犬. 猫. 他…….にしてほしい。
もう、名は体を表をあらわさなくなりつつあるようだ。
『 お仕事体験 』の感想は?
『 お仕事体験 』で、三重T高等学校のエアコン工事、電気工事に
2日間参加したY君……….。 感想を求めたところ、笑える答えが返ってきた。
『 T-BOXのお仕事体験に参加したら、今やってるバイトの仕事が
メッチャ楽チンに感じました ~♡ 』 (笑)
会社の者が 『 じゃあ、今のバイトを、おきばり!! 』 と言ったところ
『 イエイエ、僕はあえて辛い方を選択します! 9月から勤めに
来たいのですが………よろしくお願いします! 』と言う。
私は、Y君を見たことが無いので、会社の者に
『 Y君って、どんな子? 』 と聞いた。
会社の者が言うには……
『 ウ~ム、そうネー 、 顔はキツネで体はサギみたいヤ~ 』(笑)
( 顔は、キツネ顔…….)
( 体はサギ…….? )
何~、それ?……..
『 顔は、キツネ顔で体は細い細い~薄い薄い、水鳥のサギ….みたいな。
でもナ~、 口は超ヘビーマウスやで~! 』 (爆笑)
その時点で 《 ヘビーマウスY 》というあだ名がついた。
なんか~、プロレスラーのリングネームみたいやナ~(笑)
その様な経過で、ヘビーマウスY君は、9月からT-BOXに来る事に
なりました。
お客さんに可愛いがって頂けるヘビーマウスめざして、がんばって!! Y君!!
日焼け、縞、縞肌……
前出、三重県亀山市、T高等学校のエアコン、電気工事…………….
工程3日の予定が1日延びて4日になったが、26日(木)で出来上がり
久しぶりに皆会社に帰って来た。
頭に巻いたタオルのせいで、額は日焼けした部分とそうでない部分が
くっきり縞模様……。
腕は、作業着を着替え着替え、腕まくりを繰り返す度、濃淡の縞模様………
シマウマ人間の出来上がり…….(笑)
居残り組の者は、その縞縞日焼け肌を見て、爆笑した。
( 7月23日、AM8:30…..仕事開始 )
エアコン、パッケージエアコン合計で20台の取付と施設電気工事、
( 室谷工事部長…..暑い!暑い! でも、一番元気! )
( 高車での作業………)
( 教室も、取付け完了! ……. )
( もう、間もなく仕上がりです…… )
( 屋上に並んだ室外機、向うに見えるのは、亀山の街 )
( 教室に取り付けた、エアコン…….)
( 取付位置を確認…..あと、残り5台だ~! がんばろう! )
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新人の川畑君と、お仕事体験で参加のT君……….
すごくがんばって、部材を持って、校庭を走って運びました。
そして、熱中症の様な症状になって、ぐったりと成ってしまいました。
振り返ってみると、高齢の者が一番、最後まで元気でした。
高齢の者は仕事をしなかったから?……イイエ~! ! 一番の仕事師ですヨ!
慣れるのですって……!
長いこと人間やっていると、いろんな事に慣れて、だから暑さにだって
慣れるそうですヨ。
ムムム…..何とあっぱれな意見! 歳をかさねる事はあながち悪い事
ではないのだ~♡♡♡♡と感じた訳です。
お仕事体験……
今日は、前出、三重県の亀山市T高等学校に、パッケージエアコン取付工事、電気工事に
出かけた。 昨日、日曜日に公休をとっていた工事担当者も、夕方から 本日の
準備の為、出勤.....。積み込みの準備をしていた。
パッケージエアコン、エアコン等取付20台程、施設の電気工事他....
監督 1人( 社長 )
電気工事 8人
ヘルプ 2人
施工日程 3日
今朝、am5:30 集合で、am6:00に出発して行った。
今日のメンバーのヘルプ2人の内1人は、新人の川畑君20歳。
もう1人は、なんとなんと......『 お仕事体験で参加 』
23歳のY君。
入社希望.....を前提のお仕事体験だそう。
以前、小学生が職業体験で店舗の方へ大人数で来ていたが
『 お仕事体験 』は、それ以来........。
Y君の感想が楽しみ!
私達、居残り組も、これから地元でエアコンの取付け工事。
電気屋は、この時期、毎日毎日エアコンの取付工事に追われる。
宮本輝 `命の器`…..
宮本輝、『 命の器 』について…….
例えて言うと、こんな感じかナ~
私にはとてもよく効く サプリメントが有るとする…….
だからと言って、それを知人のAさんが飲んでも、私と同じ様に
効くとは限らない。 何の効果も得られない事だつて有る訳だ。
宮本輝のエッセイ集の中に、『 命の器 』というエッセイが有る。
私は、このエッセイがすごく好きだし、又、私自身お客さん
商売をやって来て、いろいろな人と出会い、関わり、観察し…….
このエッセイに書かれてある事と同じ事を観てきた訳だ。
しかし、悲しいかな私は小説家でもエッセイストでも無い、
だからそれらを表現する能力を持ちえない。
親しくしている何人かに、『 命の器 』というエッセイ集を贈った。
( あなたと私が出会い、こうして関わっている事に、例え一瞬でも心を
留めてみていただければ………)
只、誰からもその後、『 あの本読んで~〇〇〇 』とか他、感想らしき事を
言われた記憶は無い。
だから、前出のサプリメントの例えで、私にとっては心をわしづかみされる程
凄い話しでも、他の人にとっては別にどうって事無い話しなのやも知れない。
『 命の器 』の内容を少しだけ抜粋してみた。
運の悪い人は、運の悪い人と出会ってつながり合っていく…….(中略)
実に不思議な事だと思う。
『 類は友を呼ぶ 』 という諺が含んでいるものより、もっと奥深い法則が
人と人の出会いをつくり出しているとしか思えない……..( 中略 )
企んでそうなるのではなく、知らぬ間にその様に成ってしまうのである。
抗っても抗っても、自分という人間の核を成すものを共有している
人間としか結びついていかない。
その恐ろしさ、不思議さ。 私は最近やっとこの人間世界に存在する
数ある法則の中のひとつに気付いた。
『 出会い 』とは、決して偶然ではないのだ。
でなければどうして 『 出会い 』が、一人の人間の転機と成り得よう….( 中略 )
どんな人と出会うかは、その人の命の器次第なのだ。
以上………
出会いとは、明るく綺麗なイメージだけでは捉えられない。
『 抗っても抗っても、引き合っていく…..』 『企んでそうなるのではなく 』
『 その恐ろしさ、不思議さ…』
出会いとは、抗えなく、不思議で、恐ろしく、そして一人の人間の転機と
成りえる程すごいものなのである。 誰だってより良い出会いをのぞむ。
しかし、同じ者同士が引き合っていく現実………恐ろしい一面を有している!